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2008.07.01 (Tue)

見つからない…

なぜだか消失したログの移行に時間がかかりそうで、
そちらにかかりきりになると、また更新が滞るという悪循環に陥ることが判明。
ログの移行は時間があるときに少しずつやっていくことにしますだ

なので当分の間、一般小説のレビューは、Home Pageの方にリンクします。

signal3_03.gif CAFE唯我独尊(HP) > 迷夢書架(一般小説index)

signal3_03.gif 作者別総合index

こちらもリニューアル中大掃除中なのですが、
ぜひ、遊びに来てやってください(別窓で開きます)。 

記事にコメントやTBをしてくださった分も消えちゃったわけで…こめんなさい。
でも……いっそ、消えちゃった分はすっぱり諦めるかなぁ…
17:16  |  本の徒然  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.30 (Mon)

行方不明!

ブログの整理整頓をしているうちに、
なにが起こったのか、ずっこりログが消えてしまって、
「一般小説」の国内、海外カテゴリの記事が行方不明になってしまいました。
消した覚えはないんだけど…。
で、よりによって、このカテゴリだけバックアップを取っていなかったという……。

引越し前のブログに少し残っている分だけ、
後で移行してみるつもりだけど――なんだか嫌になっちゃったなあ。

う〜〜〜……。

泣いてやる!!


19:16  |  本の徒然  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.26 (Thu)

「花がふってくる」崎谷はるひ

今市子さんの美しいイラストで吸い寄せられました(笑)。
設定は現代だけど、全体に古風で静かな印象。

大学助手の蓮実秋祐は、いとこの袴田涼嗣と同居している。同い年のくせに、際限なく甘やかしてくる涼嗣に、秋祐は密かに恋をしていた。近すぎる距離があたり前になっていた二人だったが、涼嗣が恋人・理名との結婚を決めたことから事態は大きく動き始める。秋祐は涼嗣への想いにピリオドを打ち、離れる決心をするが―。


ポイントは「いとこ同士」の微妙な距離ってところかな。
「家」のしがらみや結びつきが強く、苦しい恋を自覚して離れたくても、
または恋が成就したとしても、親戚という関係はどこまでもついてくる。
もし二人が他人だったら、うまくいくにしろ駄目だったとしても、
少なくとも会わないという選択肢がある分、楽かもしれない。
いとこ同士ゆえに臆病にもなるし、もどかしい可笑し味もあったり。
そんな切ない心情が丁寧に綴られ、他愛なくも心にしみる。


花がふってくる (DARIA BUNKO)花がふってくる (DARIA BUNKO)
(2008/05/13)
崎谷 はるひ

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

19:09  |  さ行  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.24 (Tue)

「真昼の月」いおかいつき

ヤクザ攻めの定番といえる作品なんだけど、なぜか乙女は極道にロマンを感じてしまうのよねえ

同僚に撃たれ警察を辞めた元刑事の神埼秀一は生きる張りを失っていた。
そんな時、祖父から相続した大阪ミナミの雑居ビルで、密輸拳銃横取り事件に巻き込まれ、
横取り犯を追うヤクザの若頭・辰巳に気に入られてしまう…。



このシリーズの面白みは、まずキャラクターの魅力。
ヤクザ組織の若頭・辰巳は色気のある男前で豪胆、その存在感ゆえ組員から命を預けられるほど
心酔されたりしているのに、本人は弾除けになるとばかり、あっさりしている。
そんな辰巳が唯一執着するのが、ひと目惚れした別嬪さんの元刑事・秀一だった。
速攻で秀一を力づくでモノするあたりはヤクザ物の王道らしい展開なのだけど、
この秀一がただ者ではない。
いきなり手錠をかけられ下着を下ろされても「刑事時代には考えられないほど油断してたなあ」と
まるで他人事。レイプされても動じない。
この秀一の醒めっぷりや、開き直って現状を受けいれる柔軟さが、いっそ爽快なのだ。
自分に執着する辰巳を平気で馬鹿者扱いするし、辰巳の情人(いろ)になってもタダでは起きない。
辰巳の力をさり気なく利用する。
「人生投げやり」にも程があるだろうと思うけど、ヤクザ並みの度胸と行動力がある
肝の据わった男だから面白い。

無論、辰巳も秀一に鼻面を掴まれて引っ張りまわされているようで、上手く秀一を動かし、
利用しているわけだ。
辰巳と互角の関係であろうとする秀一に、それなりに敬意をはらっているらしい(惚れた弱味ってヤツね)。

あとは身辺で勃発する事件がスパイスに、二人の微妙な心の移ろいを軽快に描いていく。
魅力的な脇役たちや、大阪人らしい軽妙な会話も楽しい。


真昼の月 上 (1) (リンクスロマンス)真昼の月 上 (1) (リンクスロマンス)
(2008/03)
いおか いつき

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・・こちらもお薦め!・・
『黒羽と鵙目』 花郎藤子
今でこそボーイズ・ラブで極道物(ヤクザ物、マフィア)が一つのジャンルとして幅を利かせているけど、
その先がけとなった作品です。
受の「特技・男殺し」なところが秀一と一緒(笑)。

テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

10:41  |  あ行  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.23 (Mon)

「大人は愛を語れない」崎谷はるひ

一生懸命「男の子」を頑張っている青年と、傷を抱えた「大人」の、出逢いから10年愛の物語。
「若さ」ゆえの一途さが、「大人」にはとても眩しくて、そして「大人」だからこそ、「若さ」の価値を知る。
もしかしたら、世代によって好みや感想が大きく違ってくる作品かもしれません。

舞台役者志望の大学生湯田直海は、ある夜、地上げ屋に暴行を受けアパートから追い出され、
ゴミステーションで倒れていたところを居酒屋「韋駄天」の店長・宮本元に拾われる。
住む場所を失った直美は「韋駄天」で居候することに。
片意地を張り続けた自分を甘えさせてくれる宮本に次第に惹かれる直海。
しかし宮本は飄々として署ルみどころがなく……!?



夢に向かって一生懸命頑張っているのだけど、気負いすぎてテンパっちゃってる直海みたいなタイプが、
苦手だった頃があったのに、今はなんだかいじらしく思えるのは、
たぶん私がその「若さ」を眩しく思う年頃になっているからでしょう。


19歳の直海が、35歳の「大人」の内奥に触れようとジタバタしつつ、
次第に宮本へ想いを募らせ切なさ。
その思慕に気づかぬ振りをするのは、大人の狡さか臆病さゆえか。
それでも、人を恋する気持ちをゆっくりと、丁寧に育てていく過程がじんわりといい雰囲気。

若さゆえの重いほどの一途さで、逃げ腰の大人を押し倒しちゃうぞっと頑張るも、
経験不足から返り討ちにあっちゃうところが可愛いぞっと(笑)。


大人は愛を語れない (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-15)大人は愛を語れない (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-15)
(2008/06/16)
崎谷 はるひ

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