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2008.06.26 (Thu)

「花がふってくる」崎谷はるひ

今市子さんの美しいイラストで吸い寄せられました(笑)。
設定は現代だけど、全体に古風で静かな印象。

大学助手の蓮実秋祐は、いとこの袴田涼嗣と同居している。同い年のくせに、際限なく甘やかしてくる涼嗣に、秋祐は密かに恋をしていた。近すぎる距離があたり前になっていた二人だったが、涼嗣が恋人・理名との結婚を決めたことから事態は大きく動き始める。秋祐は涼嗣への想いにピリオドを打ち、離れる決心をするが―。


ポイントは「いとこ同士」の微妙な距離ってところかな。
「家」のしがらみや結びつきが強く、苦しい恋を自覚して離れたくても、
または恋が成就したとしても、親戚という関係はどこまでもついてくる。
もし二人が他人だったら、うまくいくにしろ駄目だったとしても、
少なくとも会わないという選択肢がある分、楽かもしれない。
いとこ同士ゆえに臆病にもなるし、もどかしい可笑し味もあったり。
そんな切ない心情が丁寧に綴られ、他愛なくも心にしみる。


花がふってくる (DARIA BUNKO)花がふってくる (DARIA BUNKO)
(2008/05/13)
崎谷 はるひ

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19:09  |  崎谷はるひ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.23 (Mon)

「大人は愛を語れない」崎谷はるひ

一生懸命「男の子」を頑張っている青年と、傷を抱えた「大人」の、出逢いから10年愛の物語。
「若さ」ゆえの一途さが、「大人」にはとても眩しくて、そして「大人」だからこそ、「若さ」の価値を知る。
もしかしたら、世代によって好みや感想が大きく違ってくる作品かもしれません。

舞台役者志望の大学生湯田直海は、ある夜、地上げ屋に暴行を受けアパートから追い出され、
ゴミステーションで倒れていたところを居酒屋「韋駄天」の店長・宮本元に拾われる。
住む場所を失った直美は「韋駄天」で居候することに。
片意地を張り続けた自分を甘えさせてくれる宮本に次第に惹かれる直海。
しかし宮本は飄々として署ルみどころがなく……!?



夢に向かって一生懸命頑張っているのだけど、気負いすぎてテンパっちゃってる直海みたいなタイプが、
苦手だった頃があったのに、今はなんだかいじらしく思えるのは、
たぶん私がその「若さ」を眩しく思う年頃になっているからでしょう。


19歳の直海が、35歳の「大人」の内奥に触れようとジタバタしつつ、
次第に宮本へ想いを募らせ切なさ。
その思慕に気づかぬ振りをするのは、大人の狡さか臆病さゆえか。
それでも、人を恋する気持ちをゆっくりと、丁寧に育てていく過程がじんわりといい雰囲気。

若さゆえの重いほどの一途さで、逃げ腰の大人を押し倒しちゃうぞっと頑張るも、
経験不足から返り討ちにあっちゃうところが可愛いぞっと(笑)。


大人は愛を語れない (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-15)大人は愛を語れない (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-15)
(2008/06/16)
崎谷 はるひ

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15:24  |  崎谷はるひ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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