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2002.02.25 (Mon)

「榊原姿保美」考

記念すべき「小説JUNE」創刊号('82,10)には、榊原姿保美さんの「蛍ヶ池」が最優秀投稿長編作品として掲載されていました。
「蛍ヶ池」は、日本舞踊宗家を舞台に、宗主と弟子の関係や芸の世界の因習を描いた作品で、芸能の世界というのは当時JUNEの定番の1つでした。
この後、「カインの月」(’83.2)「NO SMOKE WITH OUT FIRE」(’83.6)、そして1年をかけて連載された長編「龍神沼綺譚」(’84.6)と、happyendとはいえない作品が続きます。

以前、HPで榊原作品の目録を作ってくださったリリコさんは、
――夢も希望もない…といった内容の小説を書き続けていたのですけれど、「風花の舞」という作品くらいから、少しずつ、根暗の主人公がなにがしかの「救い」や「癒し」を得る…という内容の物語を書くようになられたんですよねぇ。
「人によって傷つけられた者は、また、人によってのみ救われる」なんて、「蛍ヶ池」を書いていらした頃の榊原作品しかご存じない方がお読みになったら、ビックリするんじゃないかな?(笑)

と紹介して下さいました。
これについては、榊原氏自身が、ご自身が癒されるための文学としてJUNEがあったと、告白しています。
それこそがJUNEの原点であったのではないでしょうか。いつしか耽美はタンビへと変遷し、YAOIを経てBLとなり、すっかり様変わりしたわけですな。


「龍神沼綺譚」
「鬼神の血脈」
「火群の森」


*この記事は website【CAFE唯我独尊】から移行しました。

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

23:10  |  榊原史保美   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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