2007.03.07 (Wed)
「聖なる黒夜」 柴田よしき
「愛してる者をわざと傷つけて、遠ざかるように仕向けたり、
殺してしまおうとしたり… 俺には分からん」
ハードボイルドであり、ミステリであり、そして恋愛小説でもある密度の濃い作品。
RIKOシリーズの外伝的作品らしいが、単独でも充分楽しめる。
複雑に織り上げられた人間模様に潜む愛憎や数々の屈折した出来事が、
次第に解かれ、見事に収束していく。
一度、強烈な愛憎を一人の男と交わしてしまったら、
相手の命が果ててしまっても、自分の命が尽きない限り、
その妄執は断ちがたいのかもしれない。
そんな過去のしがらみや愛憎が絡んだ初期JUNE作品に馴染んだ世代には、
特に懐かしい匂いがするのではないだろうか。
もう1ヶ月以上前に読了したので、印象が少し薄れてしまったのだけど、
冤罪事件や同性愛など、重いテーマのわりに、
上下巻の厚さを感じさせず、さくさく読むことができる。
やーっと感想UPできましたー
溜まりに溜まった宿題がひとつ終わったぜ、ベイベー――って気分(笑)。
殺してしまおうとしたり… 俺には分からん」
![]() | 聖なる黒夜〈上〉 柴田 よしき (2006/10) 角川書店 この商品の詳細を見る |
ハードボイルドであり、ミステリであり、そして恋愛小説でもある密度の濃い作品。
RIKOシリーズの外伝的作品らしいが、単独でも充分楽しめる。
複雑に織り上げられた人間模様に潜む愛憎や数々の屈折した出来事が、
次第に解かれ、見事に収束していく。
一度、強烈な愛憎を一人の男と交わしてしまったら、
相手の命が果ててしまっても、自分の命が尽きない限り、
その妄執は断ちがたいのかもしれない。
そんな過去のしがらみや愛憎が絡んだ初期JUNE作品に馴染んだ世代には、
特に懐かしい匂いがするのではないだろうか。
もう1ヶ月以上前に読了したので、印象が少し薄れてしまったのだけど、
冤罪事件や同性愛など、重いテーマのわりに、
上下巻の厚さを感じさせず、さくさく読むことができる。
やーっと感想UPできましたー

溜まりに溜まった宿題がひとつ終わったぜ、ベイベー――って気分(笑)。
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