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2007.03.07 (Wed)

『聖なる黒夜』 柴田 よしき

「愛してる者をわざと傷つけて、遠ざかるように仕向けたり、
殺してしまおうとしたり… 俺には分からん」


聖なる黒夜〈上〉 聖なる黒夜〈上〉
柴田 よしき (2006/10)
角川書店
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ハードボイルドであり、ミステリであり、そして恋愛小説でもある密度の濃い作品。
RIKOシリーズの外伝的作品らしいが、単独でも充分楽しめる。

複雑に織り上げられた人間模様に潜む愛憎や数々の屈折した出来事が、
次第に解かれ、見事に収束していく。

一度、強烈な愛憎を一人の男と交わしてしまったら、
相手の命が果ててしまっても、自分の命が尽きない限り、
その妄執は断ちがたいのかもしれない。
そんな過去のしがらみや愛憎が絡んだ初期JUNE作品に馴染んだ世代には、
特に懐かしい匂いがするのではないだろうか。

もう1ヶ月以上前に読了したので、印象が少し薄れてしまったのだけど、
冤罪事件や同性愛など、重いテーマのわりに、
上下巻の厚さを感じさせず、さくさく読むことができる。



やーっと感想UPできましたー
溜まりに溜まった宿題がひとつ終わったぜ、ベイベー――って気分(笑)。
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13:42  |  BL小説  |  TB(1)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

2007.03.07 (Wed)

「聖なる黒夜」 柴田よしき

「愛してる者をわざと傷つけて、遠ざかるように仕向けたり、
殺してしまおうとしたり… 俺には分からん」


聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫) 聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)
 柴田 よしき

 聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫)
  by G-Tools

悪魔のように悪賢く、美しい男妾あがりのヤクザ…それが、十年振りに麻生の前に現れた山内の姿だった。十年前の気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。この十年の間に何が起こったのだ?新宿を牛耳る大暴力団の幹部・韮崎誠一惨殺事件を捜査する麻生は、次第に過去に追い詰められ、因縁の波に翻弄されて暗い闇へとおちていく…。愛と宿命に操られた者たちの果てしなく長い夜。人間の原罪を問うて、深い感動を呼ぶ傑作。



ハードボイルドであり、ミステリであり、そして恋愛小説でもある密度の濃い作品。
RIKOシリーズの外伝的作品らしいが、単独でも充分楽しめる。

複雑に織り上げられた人間模様に潜む愛憎や数々の屈折した出来事が、
次第に解かれ、見事に収束していく。

一度、強烈な愛憎を一人の男と交わしてしまったら、
相手の命が果ててしまっても、自分の命が尽きない限り、
その妄執は断ちがたいのかもしれない。
そんな過去のしがらみや愛憎が絡んだ初期JUNE作品に馴染んだ世代には、
特に懐かしい匂いがするのではないだろうか。

もう1ヶ月以上前に読了したので、印象が少し薄れてしまったのだけど、
冤罪事件や同性愛など、重いテーマのわりに、
上下巻の厚さを感じさせず、さくさく読むことができる。



やーっと感想UPできましたー
溜まりに溜まった宿題がひとつ終わったぜ、ベイベー――って気分(笑)。

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 本・雑誌

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