2008.06.26 (Thu)
「花がふってくる」崎谷はるひ
今市子さんの美しいイラストで吸い寄せられました(笑)。
設定は現代だけど、全体に古風で静かな印象。
ポイントは「いとこ同士」の微妙な距離ってところかな。
「家」のしがらみや結びつきが強く、苦しい恋を自覚して離れたくても、
または恋が成就したとしても、親戚という関係はどこまでもついてくる。
もし二人が他人だったら、うまくいくにしろ駄目だったとしても、
少なくとも会わないという選択肢がある分、楽かもしれない。
いとこ同士ゆえに臆病にもなるし、もどかしい可笑し味もあったり。
そんな切ない心情が丁寧に綴られ、他愛なくも心にしみる。
設定は現代だけど、全体に古風で静かな印象。
大学助手の蓮実秋祐は、いとこの袴田涼嗣と同居している。同い年のくせに、際限なく甘やかしてくる涼嗣に、秋祐は密かに恋をしていた。近すぎる距離があたり前になっていた二人だったが、涼嗣が恋人・理名との結婚を決めたことから事態は大きく動き始める。秋祐は涼嗣への想いにピリオドを打ち、離れる決心をするが―。
ポイントは「いとこ同士」の微妙な距離ってところかな。
「家」のしがらみや結びつきが強く、苦しい恋を自覚して離れたくても、
または恋が成就したとしても、親戚という関係はどこまでもついてくる。
もし二人が他人だったら、うまくいくにしろ駄目だったとしても、
少なくとも会わないという選択肢がある分、楽かもしれない。
いとこ同士ゆえに臆病にもなるし、もどかしい可笑し味もあったり。
そんな切ない心情が丁寧に綴られ、他愛なくも心にしみる。
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