FC2ブログ
2020年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2008.07.09 (Wed)

「理髪師の些か変わったお気に入り」 榎田尤利

4199004858 理髪師の些か変わったお気に入り
 榎田 尤利
 徳間書店(キャラ文庫)
 2008-06-25



都心での修行を終え、しぶしぶ実家を継ぐため帰省した美容師の晴輝。
そこで再会したのは、ずっと疎遠だった幼なじみで親友の圭治。
海洋学を学ぶため街を出た圭治は、家業を継いでなぜか理髪師になっていた!! 
「お前はこの街にいればいい」 
幼い頃のまま世話を焼いてくる圭治だけど、晴輝はその真意が掴めずに!? 
近すぎて、その視線の熱さに気づけずにいた……藤井沢商店街シリーズ完結!!


藤井沢商店街シリーズ、最終巻。
2作品が収められており、表題作を晴輝視点で、続編「理髪師の、懊悩やむないお気に入り」は
圭治視点で書かれている。

オムツをしている頃からの幼馴染みで、晴輝が振り返るといつもそこには圭治がいて、
黙って助けてくれた。
それが当たり前すぎて気づかなかったけど、実は好きだったことを自覚する、というのが
「理髪師の、些か変わったお気に入り」。
しかしこの作品の読みどころは、無口で無表情な圭治のミステリアスな胸の内って
ところかもしれない(笑)。

謎多き圭治視点で描かれる二作目「理髪師の、懊悩やむないお気に入り」で、
彼はその内に秘めた心情をバラすことになるのだ。
実は表情筋があまり動かないので顔にはでないが、胸の内はドキドキもの。
圭治の繊細な心は事あるごとにセロハンテープやガムテープが必要なくらい傷ついてしまう。
ただひたすら切ない恋を抱き続け、現実に胃に穴まで開けるほど臆病なところが、
なにやら可愛いくて、妙にツボ。

最終巻らしく、続編には今までの主人公たちも登場。
同窓会の近況報告みたいで、楽しく読了。

シリーズ関連本はこちら↓

【More・・・】

「ゆっくり走ろう」 (キャラ文庫)

「歯科医の憂鬱」 (キャラ文庫)

「ギャルソンの躾け方 」(キャラ文庫)

「アパルトマンの王子」(キャラ文庫)

シリーズとはいっても、共通しているのは「藤井沢商店街」だけという1巻完結物なので、
どこから読んでも大丈夫♪

テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

15:25  |  榎田尤利  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://meimu2.blog70.fc2.com/tb.php/390-9e041349

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |