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2004.01.09 (Fri)

私説三国志 天の華・地の風 六

おまえに死んでほしくない。



50万の大軍と1年もの歳月を要した南蛮王・猛獲の征伐から2年後。
漢丞相・孔明は「出師の表」を表して劉禅から魏討伐の許可を得る。
漢中から長安をうかがう蜀軍のもとに、呉にいる諸葛瑾から、魏の司馬懿には要注意との
手紙が入る。呉の荊州軍も先の江夏石陽の役で、司馬懿によって大敗を喫していたのだ。
曹操に疎まれた司馬懿だが、曹丕には目をかけられ、曹丕が魏の文帝となってから頭角を
現わしていた。司馬懿の弱点を探るべく、孔明は細作を放つ。

一方、孔明自身は魏延らと共に興国へ微行する。
側近は孔明の身を案ずるが、先の猛獲との戦いの後、孔明の猛獲に対する温情ある扱いを見て、
――諸葛孔明は、中華人の血にはこだわらないらしい。
   夷狄(いてき)の我々にも、同じ権利を認めてくれるらしい。
という噂が流布。魏に押さえられていた西戎夷狄の人々の希望ともなっていた。
無論、それも孔明の周到な根回しの結果だが、魏に襲われるまで馬超に仕えていた蒲阿里は、
孔明に恭順を表す。
さらに孔明は敵対していた天水郡を落とし、その中郎将であった姜維(きょうい)を側近に重用する。

孔明と魏延との結びつきがより深まり(ほとんど新婚さん…笑)、しかし処女(おとめ)であるはずの
孔明の妾の懐妊、少しずつ深まる皇帝・劉禅との溝、さらに養子・諸葛喬の戦死と、
孔明の身辺が慌しい。
さらに、孔明にとって忌まわしい『仕女王氏図』がある裏切りによって、魏の司馬仲達の手に渡り、
今後の波乱を予感させる。
ここで登場する姜維はのちのちまで孔明に深く関わってくる。




テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

11:23  |  江森 備  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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