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2002.05.30 (Thu)

「黒狼秘譚Ⅰ-選ばれしもの」斎城昌美

バウィラノスに漂着したアシュラウルは、執政家に引き取られ、その庇護のもとで都に幽閉される身の上となる。
彼には人に語れぬ秘密があった。人界から去った神々の王、翼ある狼(ロア・スタン)の養い子にして神の世嗣と定められていたのだ。
ルファスと名乗り貧民窟で医者として人々のために尽くすアシュラウルだが、決して神を崇めようとはせず、国王との確執は深まるばかりだった。彼を疎ましく思う神官や軍部は診療所の閉鎖を強行するが、これを契機に執政ツォロジルの娘モアラと恋に落ち、ツォロジルの娘婿としてアシュラウルは国政に携わることになる。
やがて敵国ヴェイアノスとの和平交渉に臨むのだが、仕組まれた陰謀により交渉は決裂。
さらに王太子であり従兄弟のナシリオスによって、彼の肉親がヴェイアノスの王族であったことが判明し、運命は否応なくアシュラウルをヴェイアノスに向かわせる。
敵対する神を崇め、数百年に渡って対立する二国の間で苦悩しつつ、アシュラウルは「人」として生きようとするのだが……。

そういえばシリーズ中「黒狼秘譚」の恋愛だけはまともだわ…。そのかわりアシュラウルと従兄弟たちとの掛け合い漫才が楽しめます。
このころのアシュラウルはまだ「その道」を知らず、だったのでした(笑)。

テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 本・雑誌

23:55  |  斎城昌美  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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